■趣旨
当財団は、2005 年4月25 日に発生した福知山線列車事故を契機に、「安全で安心できる社会」
の実現に寄与することを目的に2009 年に設立されました。これまで当財団では、その設立趣旨を
踏まえ、事故や災害に対する備えや起こった際の心身のケアに関する支援をはじめ、様々な事業活動を展開しています。
当事業では、一人でも多くの助かる命を救うために、公募によるAED訓練器等の助成を行い、
救命講習に取り組み、救命技術の習得および普及を目指す活動を支援します。
事故、災害に対する備えや不測の事態に対応すべく「安全で安心できる社会」の実現に向けて
日頃から真摯な取り組みをされている団体・グループ(地域で活動されている自治会や学校、一般企業など)からのご応募を心よりお待ちしています。
■応募要件
(1)近畿2府4県に拠点があり、同エリアにおいて広く救命処置の普及活動を行っている団体及びグループ
(2)救命に関する指導資格者が在籍している団体及びグループ
(3) 講習会を中心とした明確な活動計画があり、積極的な普及啓発に取り組む団体及びグループ
※過去に応募や採択されたことのある団体及びグループも、再度応募していただけます。
既採択団体による追加応募や既助成器具の老朽不具合に伴う取替による応募も可能です。
(不具合の場合は、応募申請書に不具合状況等の詳細を記入してください。)
※個別相談会の開催あり(要予約)
■対象活動期間
2025 年4月1日から2028 年3月31 日までの3年間に実施される活動とし、原則としてその期間内において所期の目標を達成することとします。
■提供内容
(1) 提供するAED訓練器等の内容
AED訓練器、訓練用人形、付属品(納入袋)を1セットとする。(※複数セットも可)
※AED訓練器はフィリップス社製を予定しており、訓練用人形はレールダル社製を予定しています。
※訓練用人形については、成人人形、小児人形もしくは乳児人形のうち希望する人形を提供します。
※活動開始後には、状況に応じてAED訓練器のパッド等を補助します。
(2) 提供総数
16 セット程度
(3) AED訓練器等の引渡し
助成決定後、2025 年3月末日までに引渡しします。
なお、活動報告期間は3年間としますが、それ以降においても提供したAED訓練器等を返却していただく必要はありません。
■募集期間
2024 年8月1日(木)~ 2024 年10 月31 日(木) 必着(厳守)
■応募書類(必須)
(1) 2025 年度 AED訓練器等助成事業 応募申請書
(当財団指定の申請書をエクセルのまま提出してください)
(2) 普及活動団体の名簿
(代表者、担当者氏名及び連絡先がわかる名簿をワード等の便宜様式で作成し添付してください)
(3)
指導者資格が応急手当普及員・赤十字救急法指導員・救急救命士・BLSインストラクター(日本ACLS協会発行のもの)・MFAインストラクター・ICLSコースインストラクター以外のものについては、有資格者の修了証(認定書)の写しと指導者資格講習の内容がわかるカリキュラム等
▶詳細は、ホームページ「AED訓練器等助成 募集要項」をご覧ください。
■応募方法、お問い合わせ先
当財団ホームページの「申請書」に必要事項を記入し、上記書類をE-mailで提出してください。
記入にあたっては記入例やFAQを参考にしていただくとともに、ご不明な点等がありましたら、
お気軽に事務局までお問い合わせください。
公益財団法人JR西日本あんしん社会財団 事務局
〒530-8341 大阪市北区芝田二丁目4番24 号
T E L:06-6375-3202(平日10:00~17:00)E-mail:info@jrw-relief-f.or.jp
※ご提出いただいた応募書類等の差し替え、返却はいたしませんので、必ずお手元にコピー等の控えを取っておいてください。
■助成先の決定
提出いただいた応募書類の内容をもとに、当財団の審査委員会で厳正かつ公正なる審査を行い、
2025 年3月頃の理事会で助成先を決定します。
※必要に応じ、提出書類の内容についてお問い合わせすることがあります。