15 健康増進・公衆衛生

目的 誰もが健康で安心して暮らせるまちをつくる。

現状と課題

◆市民の平均寿命・健康寿命は兵庫県や全国と比べて長いが、市民の死因の約半数はがん、心疾患など生活習慣病によるものである。また、食育の取組は各分野で広がりを見せているが、依然として朝食欠食や孤食など課題も多い。生涯を通じて健康で生き生きと生活できるよう、地区ごと・ライフステージごとの健康課題に応じた取組を実施することで、健康寿命の延伸と、早世予防の推進が必要である。
◆医学・医療の進歩や国際交流の活発化など、感染症を取り巻く状況は日々変遷し、市民の生命及び健康を守るためには、それらに適切に対応することが求められる。重大な影響を与える恐れのある新型インフルエンザや中東呼吸器症候群などの新興・再興感染症の発生及びまん延の危険性もあり、感染症対策を強化する必要がある。
◆食品等事業者及び旅館業などの生活衛生関係営業施設の監視・検査、動物の適正飼養等の啓発など衛生管理体制を強化することにより、市民が安心して生活できる環境を整える必要がある。
◆乳幼児健診を始め、妊婦健診や講座・相談等、妊娠・出産や育児の不安・悩み等に対して、総合的な子育て支援を実施しているが、妊娠期から子育て期にわたる切れ目のない子育て支援の強化とともに、乳幼児健診の未受診者を追跡把握するなど、虐待予防に努める必要がある。
◆自立支援医療(精神通院医療)の受給者、精神障害者保健福祉手帳の所持者が増加している。また、市民健康アンケートによると自殺を考えたことがある人の多くは、誰にも相談していないということが明らかになった。精神疾患等を有する人について、関係機関等と連携した包括的な支援を強化するとともに、心の健康づくり等の総合的な自殺対策を推進することにより、安心して生活できる環境を整える必要がある。
◆難病患者やその家族について、相談体制の充実や関係機関等との連携強化により、安心して療養し、生活できる環境を整える必要がある。
保健所施設の老朽化耐震性能等の問題が顕在化しており、整備による機能強化と、保健所関連施設の再配置について検討が必要である。

この課題に取り組む市民活動団体

団体名 活動内容

特定非営利活動法人 S.H.A.R.E

■Ⅱ-8青少年育成
主にチアダンススクールの運営、コーディネーショントレーニングの実施。スポーツを通して、青少年の運動能力、コミュニケーション能力の向上を目指します。
■Ⅲ-10高齢者福祉,■Ⅲ-15健康増進・公衆衛生
老人ホームの慰問を行い、キッズチアリーダーのパフォーマンスを披露しています。また、子供達と高齢者の交流を積極的に行います。
■Ⅳ-18文化芸術, ■Ⅳ-19スポーツ
チアダンススクールの運営。子供だけではなくシニアチアリーダーの育成を行なっています。年齢を問わず、生涯スポーツとして取り組んでいく事を推進しております。また男子のパフォーマーの育成も行います。

特定非営利活動法人 こころ・からだ研究所

Ⅱ-6 子供・子育て支援 #家庭での子育てに対する支援 #乳幼児期の教育・保育環境の充実 #福祉・教育・医療が連携した支援の充実 Ⅱ-8 青少年育成 #地域・家庭の教育力向上 #留守家庭・放課後等の児童育成 Ⅲ-11 障害者福祉 #相談支援・権利擁護支援体制の充実 Ⅲ-15 健康増進・公衆衛生 #健康づくり・食育の推進 #母子・難病・精神保健の支援

特定非営利活動法人 兵庫県障害者タンデムサイクリング協会

タンデムサイクリング タンデム自転車を活用しての生活支援 武庫川サイクリングロードに於けるタンデム自転車でのサイクリング大会を実施、今年で25年目

特定非営利活動法人 認知症予防サポートネット

Ⅲ10→認知症予防、健康寿命の延伸、介護予防に役立つ講座・実技 Ⅲ15→健康づくり