3 景観
目的 | 豊かな自然環境や良好な住宅地、歴史的背景などの景観資源と 地域の特性を生かしながら、魅力ある都市景観の形成や、これらの維持 ・ 保全を図る。 |
現状と課題
◆本市は、六甲山系から北摂山系への山並みや、大阪湾の海辺・武庫川・夙川などの自然環境とともに、六甲の山麓部を中心に大正から昭和初期に形成された緑豊かで落ち着きのある低層住宅地や、大学などの個性的な近代建築物、また、街道の要衝としての歴史的背景に恵まれたまちである。
◆本市の個性的で美しい都市景観を「まもり」「つくり」「そだてる」ため、昭和 63 年に「西宮市都市景観条例」を制定し、その翌年に策定した「西宮市都市景観形成基本計画」に基づき景観行政に取り組んでおり、平成 16年に景観に関する総合的な法律である「景観法」が制定されたのち、平成 20 年に本市は「景観行政団体」となり、「景観法」に基づく「景観計画」を定めている。
◆本市は住宅都市として、「交通や生活の利便性」に加え、「自然環境と調和した、洗練された美しい落ち着きのある街並み」が備わっているという点で高い評価を受けており、今後も、これらの魅力の維持・向上に努めていく必要がある。
◆本市の個性的で美しい都市景観を「まもり」「つくり」「そだてる」ため、昭和 63 年に「西宮市都市景観条例」を制定し、その翌年に策定した「西宮市都市景観形成基本計画」に基づき景観行政に取り組んでおり、平成 16年に景観に関する総合的な法律である「景観法」が制定されたのち、平成 20 年に本市は「景観行政団体」となり、「景観法」に基づく「景観計画」を定めている。
◆本市は住宅都市として、「交通や生活の利便性」に加え、「自然環境と調和した、洗練された美しい落ち着きのある街並み」が備わっているという点で高い評価を受けており、今後も、これらの魅力の維持・向上に努めていく必要がある。
◆本市では、歴史的建築物等の保全、民間建築物等の景観誘導、公共公益施設のデザイン向上、都市景観表彰による啓発、公共サインの適正化などの取組を行っているが、今後、都市の魅力の維持・向上を進める上で、都市の印象やイメージ・雰囲気を醸し出す「景観資源を活かした都市形成」を行う必要がある。
◆住宅地のまちなみは、長年にわたって培われてきた「文教住宅都市西宮」の象徴ともいえる緑豊かでゆとりのある景観が形成されており、これらの地域景観を維持・向上していくためには、地域住民の手による保全の取組を進める必要がある。
◆住宅地のまちなみは、長年にわたって培われてきた「文教住宅都市西宮」の象徴ともいえる緑豊かでゆとりのある景観が形成されており、これらの地域景観を維持・向上していくためには、地域住民の手による保全の取組を進める必要がある。
市の取り組み内容
政策分野に関連する市民活動
団体名 | 活動内容 |
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特定非営利活動法人 チーム御前浜・香櫨園浜里浜づくり |
■Ⅰ-2緑・自然、Ⅰ-3景観 夙川河口に広がる自然浜である御前浜を活動の中心とした自然保全活動。 ①浜をまもる活動…ごみのない浜の環境を守る活動。砂浜再生のための活動、情報共有、調査活動など ビーチクリーニング(ごみ拾い、除草など) ②浜をつかう活動…浜での遊びを通して学ぶ環境体験学習、浜への理解と関心を高めるイベントや新しい楽しみ方の創造、浜のマナー・ルールづくり、防災の推進など ・出前講座(地元小学校の野外体験学習) ・水ロケット大会(8月)海辺のひろっぱフェスタ(9月)、浜辺であそぼ! ③浜をそだてる活動…情報発信、五感を取り戻し人と自然のつながりと共生を育む活動、親水性を高める環境づくりへの提言や行政との協働活動など。SNS発信、季刊誌発行など ■Ⅱ-7学校教育、Ⅱ-8青少年育成 夙川河口に広がる自然浜である御前浜を地域の資源”宝”として次世代につなげる活動。 浜をつかう活動… ・浜での遊びを通して学ぶ環境体験学習を地元小学校の野外学習として出前講座を提供。 ・生き物探しなどのワークショップやコンサートを行うイベントを通して浜への理解と関心を高める持続的活動を開催。 ■Ⅴ-25環境保全、Ⅴ-30防災・減災 夙川河口に広がる自然浜である御前浜を活動の中心とした自然保全活動。 浜をまもる活動…ごみのない浜の環境をまもる活動。砂浜再生のための活動。 ・ビーチクリーニング(ごみ拾い、除草など) ・イベントを通して、津波に備えたワークショップを提供 |
②個性ある都市空間の保全と創出
③魅力ある公共空間の創出
④市民、事業者との連携・支援