25 環境保全

目的 参画と協働による環境学習を通じた持続可能なまちづくりを進める。

現状と課題

◆環境学習を通じた持続可能なまちづくりに向けて、環境学習都市にしのみやを支える人材の育成、地域づくり、環境学習施設の充実に取り組んでいる。身近なことから地球温暖化まで、様々な環境問題に対処していくために、市民、事業者、行政がより一層連携し、「学びあい」が実践的な行動につながるように、環境学習を持続的に行う必要がある。
温室効果ガスの排出削減に向けて、環境に配慮した省エネルギーのための取組、多様なエネルギーの利用促進を図ることを目指した各種啓発等を実施している。低炭素社会を実現するに当たって、ライフスタイルの転換を図るなど、家庭から排出される温室効果ガスの削減を進めるための啓発を実施していくことが必要である。
ポイ捨てにつながりやすい歩行喫煙をしないこと、午後 10 時~翌午前6時までの夜間の迷惑花火を禁止することなどを定めているが、ライフスタイルが多様化する中、市内公共の場所での快適な環境を守るため、これまで以上にマナー向上のための啓発が必要である。
◆保健衛生・環境美化活動を推進しているが、ごみの減量化・再資源化、公園・道路などのまちの美化・清掃活動については、環境衛生協議会などへ支援を行うとともに市民との協働が今後より一層重要である。

市の取り組み内容

①環境学習の推進
②低炭素社会の実現
③快適な環境の確保

政策分野に関連する市民活動

団体名 活動内容

特定非営利活動法人 ストップ・ザ・アスベスト

特定非営利活動法人 チーム御前浜・香櫨園浜里浜づくり

■Ⅰ-2緑・自然、Ⅰ-3景観
夙川河口に広がる自然浜である御前浜を活動の中心とした自然保全活動。 ①浜をまもる活動…ごみのない浜の環境を守る活動。砂浜再生のための活動、情報共有、調査活動など ビーチクリーニング(ごみ拾い、除草など) ②浜をつかう活動…浜での遊びを通して学ぶ環境体験学習、浜への理解と関心を高めるイベントや新しい楽しみ方の創造、浜のマナー・ルールづくり、防災の推進など ・出前講座(地元小学校の野外体験学習) ・水ロケット大会(8月)海辺のひろっぱフェスタ(9月)、浜辺であそぼ! ③浜をそだてる活動…情報発信、五感を取り戻し人と自然のつながりと共生を育む活動、親水性を高める環境づくりへの提言や行政との協働活動など。SNS発信、季刊誌発行など
■Ⅱ-7学校教育、Ⅱ-8青少年育成
夙川河口に広がる自然浜である御前浜を地域の資源”宝”として次世代につなげる活動。 浜をつかう活動… ・浜での遊びを通して学ぶ環境体験学習を地元小学校の野外学習として出前講座を提供。 ・生き物探しなどのワークショップやコンサートを行うイベントを通して浜への理解と関心を高める持続的活動を開催。
■Ⅴ-25環境保全、Ⅴ-30防災・減災
夙川河口に広がる自然浜である御前浜を活動の中心とした自然保全活動。 浜をまもる活動…ごみのない浜の環境をまもる活動。砂浜再生のための活動。 ・ビーチクリーニング(ごみ拾い、除草など) ・イベントを通して、津波に備えたワークショップを提供